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パイプをもらったクジラさん

A whale got a pipe】

むかしむかし、アメリカ州の先住民族に歌が上で手タバコが好きなクロスカップという男がいました。ある日クロスカップに用事が出来ました。クロスカップは海を渡る事になったのです。しかし心配なことにクロスカップは泳ぎが上手ではありません。
 

そこでクロスカップは得意の歌を歌うことにしました。♪オーイオイ♪私は海を渡りたい♪でも私は泳げない♪誰かのせてくれないか♪お礼はするから乗せてくれ♪オーイオイ♪♪私は海を渡りたい♪誰かのせてくれないか♪オーイオイ♪
 

海岸に立ち歌っているとクジラがやって来ました。♪オーイ、クジラさん海の向こうまで乗せて行ってくれないか♪クジラは、おやすいご用だよ!私の背中にのって、しっかりつかまっていてくださいね!とクロスカップを乗せ全速力で泳ぎ出しました。

 

クジラ研究

A whale got a pipe

少女とクジラのアニメ

♪クジラさんの背中は広くて安心だよ。と言いながらクロスカップはクジラの背中の上でパイプにきざみタバコをつめるとプカプカとタバコをふかしリラックスしはじめました。やがて向こうに目指す島が見え始めるとクジラのスピードが落ちはじめました。

「あれれ、クジラさんスピードが落ちてきたね。どうしたのかな?」クジラは心配そうに答えました。「このまま進んでしまえば、浅瀬に私のお腹がつかえてしまいそうです。」クロスカップは笑って「なあに、大丈夫さ。心配ないさ。」と言うのでクジラはまた進みだしました。

しかし、やっと島についた時、クジラはやっぱり浅瀬に乗り上げてしまったのです。クジラは悲しくなりました。「ほら、あなたのせいですよ。もう海に戻れなくなってしまった。どうしたらいいのだろう。」動けなくなったクジラはシクシクと泣き出してしまいました。


 

「クジラさん心配しないで。わたしが海に返してやるから!」クロスカップは背中から滑り降りるとクジラの頭をかかえ、すごい力で「えい、えいっ!」と、押したのです。すると、ズズッ、ズズズーッ。ズズッ、ズズズーッ。クジラは滑り出して、海にプッカリと浮かびました。ひと安心です。

 


「さて、クジラさん。乗せてくれたお礼に、何をあげよう?」クロスカップが聞くと、クジラはちょっと考えて言いました。「あなたの持っている、パイプとタバコをください。」「このパイプとタバコでいいのかい?よかろう!」クロスカップはクジラにパイプとタバコを差し出しました。クジラは大喜び。パイプをくわえてうれしそうに帰って行きました。



 

岸
少女とクジラのアニメ

よい子のみなさんは、クジラがしおを吹くのを見たことがありますか。海でクジラは時々しおを吹くと思っているでしょう?でも本当は、クロスカップにもらったパイプを吹かしているのですよ。  (おしまい)


 

クジラ研究

クジラさクジラさんの歌をうたいましょう

【くじらの時計】

           ♪ 

クジラ プカプカ うみのうえ
飛んでいるカモメが じかんをきいた
クジラ クジラ いまなんじ
いまくじ いまくじ いま9時ら
クジラの時計は9時 9時 ラララ





 


クジラ ブクブク うみのなか
かしこいイルカが じかんをきいた
クジラ クジラ いまなんじ
いまくじ いまくじ いま9時ら
クジラの時計は9時 9時 ラララ



 

クジラ クジラ いまなんじ
いま~?
9時ら♪






 

少女とクジラのアニメ
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