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更年期ストレス【自律神経を整えるには】※解消法ならコレ|五感でリラックス効果を感じよう|

更年期障害といわれる症状の原因はホルモンバランスの乱れによることであることは認識されている事と思います。減少してしまうホルモン成分に似たイソフラボンを多く含む大豆食品を補うなどの工夫で症状を緩和していきたいですね。この時期の体調不良の原因はホルモン減少だけでしょうか。その他の要因について考えてみましょう。熟年期は人生において社会的な立ち位置が大きく変化します。家庭も小さな社会ですので変化があるのは当然なのです。社会的なストレスのみならず心理的ストレスも大半を占めています。更年期の不調は、これら様々な要因の絡み合いにより引き起こされるものです。自分自身をとりまく環境についての全てを一度受け入れ、これらの要因を解決する方法を実践し更年期ストレスを少しでも軽くし有意義に笑顔で過ごしていきたいですね。

ストレスが全くないのも問題です。ストレスは私たちの身体を守るために出る必要な反応です。不快な刺激を受けたときに身体にどのような変化がおこるのでしょうか。ストレスホルモンが分泌され自律神経のうち緊張させる神経である交感神経を優位にします。これは不快な刺激と闘うために生じる変化でありコルチゾールなどのストレスホルモンが血糖や血圧を上昇させます。血糖値が上がると脳の栄養分であるブドウ糖の供給がスムーズになり栄養が充分いきわたります。血圧を上げることで血行を促進します。血行促進は炎症反応を抑えるはたらきをします。炎症を抑えるので身体の痛みや辛さを一時的に感じにくくします。ストレスと闘うために生じる変化のおかげで私たちは窮地を乗り切ることができています。苦しい状況や危機的な状況に追い込まれた場合でもストレスホルモンの分泌により脳に血液や糖分が届くため頭がしっかりとはたらき判断することが出来るのです。痛みを抑えてくれることで、いま直ちにしなければならないことに集中できるのです。ですからストレスが全くないのは問題です。大切な場面だというのにストレスを全く感じないとどうなるのでしょう。緊張感を持ち取り組む。集中して頑張る。と言うことができず困ることになります。ストレスが一時的に身体を頑張らせてくれることで私たちは重要な場面を乗り切ることができています。とはいえ一時的のみならず常にストレスを感じている状態が長期的に続くとどうなるのでしょうか。

過剰なストレスホルモンは病気の元。私たちの生活に適度なストレスホルモンは不可欠です。しかし常にコルチゾールの分泌が過剰だと鬱や抵抗障害といった病気発症リスクが高まります。高血糖状態が続くと高血圧や糖尿病を発症します。脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすくします。過剰なコルチゾールの分泌は脳の神経細胞を傷つけるため、適応障害や鬱病の発症リスクを高くするのです。ストレスをかかえる状態が長引くと自律神経が乱れ緊張させる神経である交感神経が優位になる状態が続きます。脈拍や呼吸が速くなる状態が続き、いつまでもリラックスできずに疲労がたまる一方になるのです。質の良い睡眠がとれず身体は疲れ果てます過度なストレス状態が続くことが身体の病気の元となり心の病の引き金になりえるのです。体の健康や心の健康を保つには過度なストレル状態が続かないように早めの対処が必要です。ストレスがたまっているなと感じたら自律神経が整うように十分な休息をとり気分転換をするなど早めのセルフケアが必要なのです。自分のストレスサインを知っていますか。ストレスサインの特徴は人それぞれ違います。よく眠れずイライラする。食欲がなく意欲が出ない。集中力が低下し疲れやすい。頭痛しがちで落ち込む。腰痛や歯痛、肩こり、じんましん、アトピー、ぜんそく、下痢、便秘、耳鳴り、吐き気、生理不順、短気、不安、過食、チックなど自律神経の乱れにより現れるストレスサインは人それぞれ異なります。心身によくない変化が現れた場合は意識して早めに気分転換をはかりましょう。ストレスによる発病回避にはセルフケアをする工夫が必要なのです。自分でも簡単にできるセルフマッサージで自律神経ケアをはかりましょう。気持ちよくマッサージをして心もカラダもリフレッシュしましょう。簡単な頭皮マッサージによるツボ刺激や血行促進は全身のリフレッシュにつながります。

頭のマッサージでスッキリ。ヘッドスパで経路をほぐし心もカラダもリフレッシュしましょう。頭皮をほぐすセルフケアは経絡リンパマッサージにつながり体のストレスのみなら気持ちまでスッキリするので心のケアもはかることが可能です。心にゆとりをもてるようになるとストレス回避が可能になります。頭皮ケアは心身の健康を保つにはピッタリなリフレッシュ方法です。過度なストレス状態が続かないようにヘッドスパを摂り入れ早めに対処していきましょう。ヘッドスパは東洋医学において経路リンパの循環をよくするために摂り入れられている自律神経ケア方法です。気のみならず血液や体液の循環を促します。「気キ、血ケツ、水スイ」を循環させ体全体の流れをよくしますので自律神経のバランスが整い健康を維持にはたらきます。指を頭の下部から上部に向かって滑らせるだけです。リンパやツボが刺激されスッキリするのです。リンパは静脈沿いで老廃物を排出する浄化システムが集まる箇所です。経路やリンパをヘッドスパで気持ちよくほぐしましょう。髪が乾いている時でもシャンプー時でも大丈夫です。特に地肌がほぐれやすいのはバスタイムです。シャンプー時に地肌を洗うことを意識するのがポイントです①指圧。頭皮を気持ちが良いと感じる程度の圧で押すと地肌が固い部分もほぐれ顔のリフトアップにもつながります。②たたく。指の腹で軽くたたくと頭にあるあらゆるツボが刺激されます。特に百会の刺激がポイントです。頭のてっぺんには万能のツボである百会ヒャクエがありストレスの軽減や不眠症、頭痛など幅広い悩みをよくします。百会は万能なツボですので頭が重いと感じた時に気持ちの良い強さで押すとよいでしょう。③こぶしで。こぶしを軽く握り頭を全体的にさすりましょう。片頭痛には耳の周りを重点的に行うとスッキリします。このような簡単なケアによりリラックス効果も得られます。好きな香りをかいだり、おいしいものを食べたり、好きな物を鑑賞する。好きな曲をきく。耳を澄ませて自然を感じる。私たちが五感から受けとることができる開放感を忘れてはいませんか。五感からリラックス効果を得て疲労を回復することができるのです。

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