top of page
映画制作


【密室モノ映画作品】おすすめ5選※無類の映画ファン西村ひろゆき氏曰く「脚本が優秀だから面白い」と絶賛!見ておきたい映画はコレだ

映画制作


西村ひろゆき氏といえば無類のゲーム好きであり映画好き。ほぼ毎日ゲームを楽しみ、あらゆるジャンルの映画を数え切れないほど鑑賞されている。そんな彼が好む映画は『密室モノ映画』だと言う。なぜなら脚本が優秀だから面白いと語る。売れる映画を作るために予算をいくらでもかけて良い。となれば豪華なアクションやロケーションに高額な費用を費やせる。それならば、おのずと面白い作品に仕上がるだろう。製作費を押さえた密室モノ映画はそれらとは異なる。密室の中で面白い作品を成立させるには優れた脚本が必須だからだ。潜水艦映画は密室モノが多いと言う。『ファントムPhantom/開戦前夜』は戦争系で感想は賛否が分かれる内容だ。海軍の潜水艦クルーたちの運命を限られた空間シチュエーション内だけで描く。俯瞰して見てみよう。この脚本においては狭い潜水艦の中だけでクルーの会話を中心に軍事アクションを構成。確かに脚本がすべてと言っても過言ではない。戦争映画だけに脚本も頭脳戦というわけだ。さて、密室モノ映画ファンの西村ひろゆき氏が面白いと誉める密室映画5選は以下である。映画を鑑賞するにあたり舞台やセリフ、音楽のみならず懐かしさや嬉しさなどの心理描写や情景に最大限着目しよう。細部にわたり、より駆使した脚本を念頭において密室モノ映画を楽しむ。その醍醐味を体験しよう。

cube.jpg

①『キューブ』Cubeは1997年製作のカナダ映画。これは今までに見たことのないジャンルであった。高度な知能戦が描かれた作品である。ひろゆき氏ならではの着眼点で解説され、見たものの納得の面白さである。ポイントは素数。起きるとそこは謎の迷宮「キューブ」の中。説明もなく四角い空間部屋に投げ出されてしまった。上下左右に同じような空間部屋が連続して存在するのみで脱出できない。地雷を踏めば無残にも即死してゆく。登場人物の性格や人間模様にかたずをのみ緊張感に満ちたハラハラ感が炸裂で非常に満足できた作品である。ただし一緒に観賞した娘には不評であった。解説なしで見せてしまった為であろう。夢やロマンを描くでもなく恋愛ものでもない。拍子抜けしたようだった。密室モノ映画は舞台劇を基にした作品が多く存在する。緊張感に満ちた殺人系やミステリー系のみならず映画史的に好評を得ている作品も数多くある。

cube.jpg

②『パニック・ルーム』 PANIC ROOMは2002年公開のアメリカ映画。デビッド・フィンチャー監督の密室サスペンス。主演はジョディ・フォスター。舞台は豪邸内にあるパニックルームと呼ばれる秘密の部屋。4階建の豪邸。高級タウンハウスには隠された秘密部屋が存在した。コンクリートの厚い壁で完全に独立した部屋。電話回線と換気装置。家中を映し出すモニターと完璧なまでの防犯システム。その部屋が作られた目的はひとつ。決して誰も侵入させないことである。突然3人の強盗が押し入ってきた。母親のメグは一人娘を抱えると、この部屋に身を隠す。しかし扉を閉めたが最後、誰も入れない。凶悪な強盗団に挑む母と娘のスリリングな奮闘劇やいかに。

パニック.jpg

③『ソウ』SAWは2004年に公開されたアメリカ映画。サイコスリラー系サスペンスであり残酷なシーンが多い。日本ではR15+指定。バスルームのような部屋。不審な死体。繋がれた2人の男性。という謎の状況から始まり2人の男性が部屋からの脱出をかけたゲームに参加させられるという展開から目が離せない。残酷であるも単純ホラーとは異なる。その現象がなぜ起こるのか?二転三転する流れの中、後々明らかになっていくストーリー性に魅せられる作品。低予算ながらにして技巧的なストーリー展開であると好評を得た。「ソウ2」「ソウ3」「ソウ4」「ソウ5」「ソウ6」「ソウ ザ・ファイナル 3D」の作品がリリースされた。シリーズは一度完結するも新たに「ジグソウ:ソウ・レガシー」が制作された。

saw.jpg

④『ルーム』ROOMは2015年カナダとアイルランド、イギリス、米国で製作されたドラマ映画。アイルランド出身の作家エマ・ドナヒューのベストセラー小説「部屋」を映画化。監禁された女性と、そこで生まれ育った息子が長らく断絶されていた外界へと脱出。社会へ適応していく過程で生じる葛藤や苦悩を描いたドラマ。第88回アカデミー賞で母親役を熱演したブリー・ラーソンが主演女優賞を受賞した作品。7年にわたる拉致監禁。誘拐犯との間に生まれた息子と命を懸けた脱出劇。監禁部屋からの脱出によって母子の世界は一変。部屋の外には無限ともいえるリアルが広がる。息子に培ってきたアイデンティティをすべてリセットしなくてはならない。失われた歳月の重みや他者の存在、好奇の目に次第に追い詰められていく。密室モノ映画の中でも感動作品と言われる作品。過酷な運命の中、ひたすら前を見続けた力強い親子に魅せられる。涙腺の弱い方はティッシュやハンカチのご用意をお忘れなく。
 

room.jpg

 

⑤『アンノウン』Unknownは2006年公開のアメリカ映画ジム・カヴィーゼル主演。2011年にも同タイトルの別映画が公開されている。そちらは密室モノ映画ではなくアクション系サスペンス映画。そちらも謎めいた内容で面白いが今回は2006年公開の密室モノ映画をとり上げたい。起きるとそこは謎の倉庫の中。怪我をしているが記憶がまったく無い。窓や扉は開かず外に出られない。縛られている人や血を流して倒れている人がいる。どうやらこの5人の中に誘拐犯1人と被害者が混在している。全員の記憶が定かでないため自分が被害者側なのか悪い犯罪者なのか曖昧だから誰も信じられない。このシチュエーションにおいて自分が悪人であった場合、ボコボコにされてしまうだろう。おぼろげな記憶の中、会話をするも実に頭を使う頭脳戦だ。製作予算が低い密室モノ。マイナー映画でありながら、なかなか面白い作品と定評がある。ひろゆき氏曰く、映画は一気にみなくてもいい。一気に見るとなると時間を2時間ほど確保しなくては。と気負いがち。中断してもいい。くらい軽い気分で見るのも手だと言う。見始めた途中で眠くなったら寝る。次の機会に暇ができたら続きを見る。映画作品をチョコチョコ観るスタイル。そうするコトで見る作品数をより増やせると言う。映画をチョコチョコ観る。ひろゆきスタイルで映画を楽しむのもオツなのではと思う今日この頃である。

hatena.jpg


【オマケのネットフリックス実話ドラマIQ167の犯罪者。数学者によるテロ事件をどのように解決するのか。ネットフリックスドラマ『マンハント』に興味のある方はこちらで紹介されています

西村ひろゆき氏による解説あり

bottom of page