アメリカとの遠距離恋愛のために知りたい事4つ【時差を乗り越えて連絡を取るコツとは】※国際恋愛に終わりが来たとき|international marriage|

① 恋愛って難しいですよね。私にとって恋愛とは、いつも一緒に居られて、安心できる関係です。寂しがりやで、依頼心が強い私の辞書には、遠距離恋愛という文字が存在することはありませんでした。遠恋は、ありえないという認識でした。英語もまったくダメな、こんな私がなぜ国際恋愛に至ったのか。出会いは仕事関係でした。日系アメリカ人の彼は、見た目は日本人です。両親は日本人ですが、アメリカで生まれ育ったので英語はネイティブです。日本語も得意で、普通の日本人よりも上手に話せるくらいの話術をもっています。言葉や文化の壁を全く感じないので日本人だと思われていました。逆に英語が流暢で素敵!と思ってしまうほどなのでアメリカ人であることを忘れてしまう事もしばしば。誰から見ても日本人としか思えない存在の人でした。仕事で日本に在住していた彼も、いよいよアメリカに帰国する時が来ました。彼の事が大好きでしたし、こんなに価値観が合う人には二度と出会わないだろうな。離れてしまうことが悲しくて遠距離のみならず国際恋愛にふみきりました。はじめての遠距離恋愛の相手は、時差17時間あるアメリカへと飛行機にのり8800㎞ 先の地に帰国しました。

②飛行機で約10時間余りかかるアメリカ。通常の時差は17時間。サマータイムの時期は時差16時間。サマータイムの時期は日本が16時間進んでいることになります。日本の現在時刻に8時間プラス。そして1日戻す。この時間がアメリカ時刻です。連絡を取りたい時はもちろん時差を考えます。お互いフリーの仕事をしています。比較的、時間に自由がきく仕事です。とはいえ、この16時間の時差は、思っていたよりキツイことを思い知りました。顔を見て話すことが出来るのはテレビ電話やスカイプタイムです。たいがい日本時間22時ごろに顔を見て話す時間をもちます。サマータイムで相手は朝の6時という感じです。これを逃すと相手の仕事タイムが始まります。相手が仕事を終える夜の10時ごろ、日本はまだ14時ですので、互いの時間に自由がつきやすいとはいえ、16時間の時差の調整は結構むずかしいのが現実です。彼がノリノリで午前中に連絡をくれても私は早朝なので、ボーッとしがちで体調を崩しそうになります。逆にコチラがノリノリでも相手はグッタリという事が多くあります。お互いが起きている時間に都合をつける場合、どちらかが常に睡眠不足で無理をしているといっても過言ではありません。今日も彼の仕事がひと息ついたので19時からスカイプをはじめました。彼の和訳による文章が必要だったため、スカイプ中に書類を作成してもらいました。サマータイムが終わったので、こちらが19時ということは、アメリカ時刻は夜中の2時です。仕事で疲れているうえに、文章作成をしたため彼の目が痛くなってしまいました。彼の眼精疲労はよくあることですが、今日はさすがに即ダウン。彼いわく、4時間くらい寝て起きられたらまた仕切りなおすことになりました。もちろん彼とは1分でも長く話していたいですし、睡眠もきちんととって疲れを癒して欲しい。4時間とは言わずにもっと眠って欲しい。でも4時間寝て仕切りなおすと言ってくれたのは、こちらに対するおもいやりから出た言葉です。5時間とか6時間後だと日本が夜中になるので、できるだけ遅くならないうちに連絡を取り合おうと、こちらを気遣ってくれる優しさなのです。優しさは嬉しいのですが、寝不足な彼を思うと可哀想な気分になります。また仕切りなおすと言ったときは、4時間後が5時間後それ以降になってしまっても必ず仕切りなおしてくれるので、私も深夜1時か2時まで待ちます。3時だと寝てしまう事が多く、5時だとボーッとしてしまう。お互いこんな感じです。ほんとうに時差の無い生活がうらやましく思えます。遠距離である国際恋愛を経験してみると時差を気にしなくていい暮らしは幸せなんだなと感じるようになりました。救いなのは、彼はアメリカ人であっても遺伝子は日本人であり、日本語のみならず日本文化も熟知しているので、言葉の壁は無く、日本人同士の遠距離恋愛と同じ感覚です。考えが通じにくいという部分はほとんど無いので、そこは困っていません。時差による体力の消耗が私にとっての問題であり、おそらく彼も同じだと思います。最近は無理が重ならないように、日本時刻が午後の13時ごろ連絡を取るようにしています。サマータイムが終わったので、日本が13時だとアメリカは20時なので体調に支障をきたす心配が回避できます。

③時差を乗り越えて連絡を取るコツとは。単純に計算すると、アメリカ時刻はプラス7~8時間はど先に朝日が登り夕暮れも先に迎えている感じです。日付は一日遅いので曜日は昨日という事になります。こちらが日曜日の昼だとすると、アメリカは土曜日の19時。電話一本かけるにも、工夫をして都合を合わせる必要があります。国際恋愛は会える頻度も少なく、こんど会える日まで何か月もあいてしまう事があります。不安をうめるには、互いにメッセージを発信し続けることだと思います。時差があるため、顔をみながらの会話は思うようにできない場合がほとんどです。工夫としてはメールやSNSの利用があげられます。これらは日常の様子をうかがえることにつながり安心感を得られるためのツールとして非常に強い味方となっています。写真や動画のみならずメッセージも書き込むことが出来ます。インスタや動画などタイムリーに様子が分かるツールも多くなり便利な時代となりました。写真や動画が時差を気にすることなくタイムリーにチェックできるようになったので楽しみが増えました。今日はどこどこへ出かけて元気でいるんだな。とか、エスニックなランチを食べたんだな。とか、家族や友達と有意義に過ごしている様子が伝わってくるので助かっています。私たちのように生活が逆転してしまうほどの時差がある場合は、とくに写真や動画メッセージは心強く感じます。毎日どんな様子でいるのか。顔色はどうなのか見て分かることが安心につながるのです。会えない分、メッセージをまめに送ったり、写真や動画で様子を知らせる工夫が国際恋愛のコツです。どうしても不安がつきものな遠距離恋愛。不安な気持ちになるのは、こちら側だけではないはずです。相手をおもいやる気持ちが大切です。それでも、どうしても会いたくなってしまう気持ちがいつもあります。大丈夫と強がっていても本当の気持ちは隠しきれないものです。「会いたい。」と言葉で訴えるのは出来るだけ抑え、言わないようにしていました。しかし、我慢は溜まる一方です。我慢は悲しみを増長させます。最近は我慢で気持ちに蓋をするのはやめて5回に1回くらいは「会いたいな。」と軽めに言うようにしました。それだけでも心の負担がグンと楽なります。同じような遠距離恋愛の末に結婚をされて幸せな家庭を築いている先輩がいます。結婚はゴールではなくスタートだと聞いた事があります。先輩は結婚した今も何かと色々あるそうです。遠距離恋愛期間があったから乗り越えられているのかも知れないと話していました。先輩いわく、遠恋は信頼関係があってこそ成り立つものだそうです。結婚までの道のりでは、会いに行くための渡航の費用問題や、結婚するに至ってもビザ取得の問題など悩みは山積していたそうです。精神面のみならず経済面や婚姻に関する法律問題もあると知らされました。

④国際恋愛に終わりが来たとき。今は優しくて価値観が会う彼が大好きです。でも、どこかで終わりが来るのかな。気持ちの行き違いでケンカになって嫌いになってしまうのかな。悲しい事を考えてしまうことがあります。いつまでも今の関係でいられるのか。結婚も出産もしたい私。英語も満足に出来ない私。言語問題は何とかなったとしても、近頃では友達や知人も少ない土地でやっていけるのだろうか。外国で生きる決心がつくのか正直ゆれています。この恋愛に終わりが来たとしても、お互いに成長できたと思いたいし、出会えてよかったと思える自分でありたいです。今は、好きな人に思うように会えないので辛くなる事もあります。でも、それ以上に信頼できる気持ちが上回っています。理由は彼の性格にあると思っています。寡黙ではなく、考えや想いを言葉にして伝える事が上手な人だと思います。私は人一倍すごく寂しがりやですし、遠距離恋愛は不可能と言い切っていた方です。そんな私なのに、信じられない。とか、信用できない。などといった疑うような気持にはならないので、好きなままいられているのだと思います。余談ですが、以前の恋愛で余儀なくダメになったパターンを思い返すと、寡黙なタイプの人とは一切、お付き合いが続くことはありませんでした。相手が何を考えているのか分からないのは辛いものです。最寄り駅が同じくらい近くに住んでいたり、電車や車で1~2時間しか離れてなく時差もなく、会おうと思えばいつでも会えるのに続かない恋愛もありました。だから今は、余計な事は別に考えなくていいのかなと思っています。この世界。明日、なにが起こるか分からないし、今の自分の気持ちに正直でいたいのが正直な気持ちです。将来、外国で過ごすことになるのかも知れない。だから日本での時間も貴重なのかも知れない。友達や家族と一緒に過ごす時間は限られているのかも知れない。と考えるようになっています。このまま遠距離恋愛を続けたいので、できる工夫で、マメな楽しいやりとりを心がけたいです。遠距離だったり、時差のある国際恋愛をしている方へ贈りたいメッセージは、自分の気持ちに正直であって欲しい。辛いだけの恋愛というのは違うと思います。今の私は遠距離で時差のある国際恋愛中です。時に辛い時があっても、それ以上に彼とつながりのある生活が楽しい。というのが正直な気持ちです。朝起きると、メッセージやSNSを見るのが嬉しい。電話できる時間まで待ち遠しいし、それまでの時間も楽しい。この気持ちがある限り、私の遠距離国際恋愛は続きます。ただ、自分を磨いたり見直す時間も大切にしています。同世代のみならず色々な人生経験を持った方のお話を聞いたり聞いてもらう場としてカジュアルなパーティの場は特におすすめです。異性を探すと言う目的にこだわらず友人や知人の輪も大きくひろがりました。私が参加してみて良かったが企画社がいくつかあります。中でも友達と予定を合わせなくても1人で参加しやすく楽しめるところを紹介したいと思います。ぜひチェックしてみてください。