※注意喚起※アンコールワットの治安【必見!】※旅立つ前に知っておきたいこと|基本的な安全対策を|

凶悪犯罪に合わない工夫を。カンボジア内務省の犯罪統計資料において年間犯罪件数は約3000件。この犯罪のうち強盗や窃盗被害が半数を占め前年に比べると翌年の窃盗件数は15%増加。金品目的の犯罪に合いやすい傾向にありスリや住居侵入、ひったくり賭博詐欺の被害が報告されています。カンボジア国内では銃などの武器が出回っており銃器を使用した凶悪犯罪につながるため十分な注意が必要です。拳銃使用の強盗による日本人の被害者も発生しており残念なことに日本人被害者が重傷を負ったり死亡された方もおられます。凶悪犯罪に合わない工夫をし被害を防ぎましょう。狙われないように出来ることがあります。高価なものを身に着けないことで狙われる確率が減り、ひったくり被害を防ぐことが出来ます。歩きながらのスマホ通話も危険です。通話と歩行に気をとられている最中にスマホを奪われるケースが多発しています。バックを安易に置いたり開口部から視野を外さない事。椅子の下に置いたカバンを親しげに話しかけてきた人に奪われる被害もあります。親切だからと言って気をゆるさないようにしてください。私物管理に気を付けるだけで犯人グループから狙われる確率を減らすことが可能です。海外においてスマホは非常に高価なものです。日本人はお金を持っていると思われがちです。隙をみせないように気を付けてください。外出時はパスポートや貴重品クレジットカード、多額の現金はホテルのフロントに預けてください。出来る限り荷物は持たないようし身を守ります。

具体例。特に人混みでの被害が後をたちません。日本ではありえない被害に合うのが海外です。歩いているだけでカバンの中から財布や携帯電話、パスポートを盗まれるケースが多く報告されています。トゥクトゥクから降りた瞬間を狙う犯罪が頻繁におこっています。降りるときに注意がそれる瞬間を狙われます。オートバイに乗った男達にひったくられるケースが多く発生していますのでバックは斜めがけにし取られないように用心しているそぶりを常にみせましょう。隙がなく、しっかりとした雰囲気がある人は狙われにくいです。アンコールワットの日の出を見るためホテルからトゥクトゥクで移動中、後方から来たバイク2人組の男達にカバンをひったくられた事例。トゥクトゥクに座っている時でも犯人グループは狙っているということです。斜め掛けのバックをひったくられ道路を引きずられる事例もあるので、バックは斜め掛けしたうえ前に持ってきて抱えるくらいの注意が必要です。被害者が抵抗したため犯人が拳銃を使い威嚇や発砲する事案も増えつつあり拳銃で撃たれて死亡した事案が発生しました。カンボジアでは拳銃を使用した犯罪が日常的に発生していることを十分認識しておきます。アンコールワット遺跡では日本人旅行者に対するスリ事件が発生しています。遺跡観光中に人混みを通り抜けた後で気が付くとカバンの口が開いており中の貴重品がなくなっていた。ツアー参加者と一緒に食事中カバンがなくなっていた。バッグをナイフで切られ財布がなくなっていたという事例が発生しています。アンコールワット等の遺跡観光をする際にはパスポートや貴重品、クレジットカードや多額の現金はホテルのフロントなど安全な場所に保管しておきます。やむをえず貴重品を持ち歩く場合はバックの開口部が自分から見えるような位置を常に保ちます。バッグから目を離さない事が大事です。常に警戒を怠らないようにしてください。疲れていると警戒心が薄れます。疲れを感じたときは休憩をとります。疲れが油断につながり被害にあいやすくなるからです。

狙われる日本人旅行者。日本人が遭遇している犯罪被害は多く、アンコールワット遺跡のみならずシアムリアップ市や首都プノンペンでも多発します。歩行中やトゥクトゥクに乗車中、手荷物をひったくられる事案です。スマートフォンで通話中の被害が目立っています。隙を狙っているのです。通話中に歩行していたところ後方から近づいてきたオートバイに乗った男にスマートフォンをひったくられる事案。トゥクトゥクの後部座席に乗車していた旅行者が後方から近づいてきたオートバイに乗った男に座席に置いていたカバンをひったくられる事案が多発しています。無許可ツーリストガイドによる観光案内で法外な料金を請求される事案も発生しています。外出時のみならずホテルでも気を緩めずに施錠を忘れずに。高層階なら安全と思い込み施錠せずにいたところ荒らされ金品を奪われたりクローゼットを荒らされ貴重品を盗まれた例もあります。ホテル低層階で就寝中に窓から侵入した何者かに現金等を盗まれる事例も発生しています。ドアだけでなく窓から侵入されることもあるのです。警備員が24時間配置されていてるホテルでも油断は禁物です。備え付けの金庫に入れたから安心するのではなく外出時や就寝時の施錠は必須です。基本的な安全対策を心掛けることで被害を防ぐことが出来ます。ドアのみならず窓も忘れずに必ず施錠します。日没後の外出は避けます。外出先からも暗くなる前に帰るようにします。暗い時間帯に凶悪犯罪率がグンと上がるからです。トゥクトゥク使用の際は信頼できるドライバーを電話で呼ぶか旅行代理店から紹介を受けるとよいでしょう。トゥクトゥクとモト・ドップの運転手には登録番号が記載されたベストの着用を義務付けています。不適格な運転手を排除し犯罪時に捜査を容易にするという目的からです。利用する際は運転手が登録番号の記載されたベストを着用しているのかを確認してから利用しましょう。モト・ドップは交通事故の危険性もあるので利用しないほうがよいでしょう。トゥクトゥク乗車中も気を抜かないでください。違う方向に向かっていないか常に周囲の様子を確認します。手荷物は胸に抱えて持つようにし盗らせないという意思を示すことも大切です。バッグは高価な物は避けます。バッグは肩に掛けているとひったくられやすいのでバッグ本体を車道側に下げないでください。斜め掛けにした場合は取られにくい反面、強奪された際ひきずられ負傷する可能性が高いので斜め掛けにした場合は両手で抱えます。バッグを手前にもってきて手を添えるだけで狙われにくくなるのです。軽犯罪の多い国では、ひったくり犯人が捕まらず繰り返し犯行が行われ犯行が多発します。犯行が多いので捕まえる事が追いつかない。治安が悪くなる。軽犯罪が時に凶悪事件につながり更に治安が悪くなるという負の連鎖が続きます。日本は治安が良いといわれるのは軽犯罪でも捕まる。捕まるので犯罪が少ない。犯罪が少ないので事件があったらすぐ捕まえることが出来る。軽犯罪がしにくく重犯罪もおきにくい。結果、日本は治安が良いということです。世界的に見て治安の良い日本がまれな存在と言えます。日本を離れ治安が悪い国へ行く意識をしっかり持ち被害を防いで素敵な旅にしましょう。

時期的に危険な日があります。4月のクメール正月。5月の国王誕生日。10月のプチュムバン。11月の水祭り。クリスマス。年末年始の連休。このシーズンは特に人混みになりやすくスリやひったくり、強盗、住居侵入など犯罪が多発する時期です。このタイミングで旅行する場合は特に気を引き締めましょう。親しげに話しかけてくる者の誘いに応じないこと。日本語や英語で親切に話しかけてくる人には注意します。意気投合して同行したり相手宅に行くようなことは絶対に避けてください。プノンペンにおいて賭博グループの存在が確認されています。意気投合し同行後、マッサージを受ける際にカバンを座席下に置いたところ同行者に奪われた事例。親切そうな人でも見知らぬ人物からの誘いには乗らないでください。そもそも観光客に話しかけてくるという行為自体を怪しいととらえてください。特に日没後は外出しないように。昼間でも人通りの少ない裏道などへの立ち入りは避けてください。万が一、強盗などに遭遇した場合は命を守ることを最優先とします。無理な抵抗はしないこと。抵抗の素振りから発砲される可能性を避けます。ISILイラク・レバントのイスラム国などのイスラム過激派組織の主張に影響を受けている者によるテロが世界各地で発生してます。こういった背景により日本権益が様々な事件に巻き込まれる危険があるのです。情勢を認識し誘拐や脅迫、テロ等の不測の事態に巻き込まれることがないように危機管理意識を持ち出来る限りの安全対策を講じるよう心がけてください。最新情報を確認するには。◆駐日カンボジア大使館03-5412-8521◆外務省海外安全相談センター外務省代表03-3580-3311(内線)2902, 2903◆外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)外務省代表)03-3580-3311 (内線)5139◆外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)外務省代表03-3580-3311 (内線)3496◆外務省海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/ ◆ http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)【現連絡先】◆◆在カンボジア日本国大使館(市外局番023)217-161~164国外からは (国番号855)-23-217-161~164 住所: No.194 Moha Vithei Preah Norodom, Sangkat Tonle Bassac Khan Chamkarmom, Phnom Penh, Cambodia電話:(市外局番023)-217-161~4国外からは(国番号855)-23-217-161~4FAX :(市外局番023)-216-162国外からは(国番号855)-23-216-162ホームページ: http://www.kh.emb-japan.go.jp/◆◆プノンペン都警察 TEL:012-999-999◆プノンペン都警察入国管理課TEL:012-835-666◆プノンペン都警察ツーリスト警察TEL:012-942-484 TEL:011-858-660◆サンライズ日本病院TEL:023-432-033(日本語)◆ラッフルズ・メディカルTEL:012-816-911 TEL:012-838-283(日本語)◆カルメット病院(Calmette Hospital)TEL:023-426-948◆救急車要TEL:023-724-891◆◆シアムリアップ◆シアムリアップ州警察入国管理課TEL:012-821-183◆シアムリアップ州警察ツーリスト警察 TEL:012-402-424◆ロイヤルアンコール病院TEL:063-761-888TEL:012-235-888

カンボジアは人々が素朴でのんびり。治安の悪さとは裏腹に時がゆっくりと流れ古き良き時代の日本を感じさせます。東西1.5キロ南北1.3キロにわたる大きなお堀で囲まれたアンコールワットの巨大遺跡においては自然が作りだす風景がとても素敵です。世界遺産であり、その存在感に圧倒されます。日の出や午後、夕暮れ時といった時間帯の日光の変化でお堀の色が変化したり、お堀にアンコールワットが神々しく浮かび上がったり、お堀の色が変化したり神秘的にさまざまな表情を魅せてくれるのも魅力のひとつです。アンコール遺跡は9世紀~15世紀まで栄華を誇ったクメール王朝の首都跡を指します。世界遺産には1992年に登録されました。大小600もの寺院や王宮、道路、橋梁、運河で構成されます。初期の遺跡はヒンズー教が主体で後期に入ると仏教が勢いを増していきます。アンコール王朝は約600年間続きました。15世紀にアユタヤ朝に攻め落とされたのち首都はジャングルに覆いつくされ荒廃しました。19世紀に入りカンボジアはフランスの保護領となり1863年にフランス人探検家が遺跡の存在を発表。世界中に知られるようになりました。この遺跡は地元の人々にとっては信仰の場であることを忘れてはいけません。当時のままの姿を保存しているため道や階段は整備されていません。アンコールワットの階段は手すりがあっても非常に急で危険です。☑歩きやすい靴は必須。☑歩きやすい服装でのぞみましょう。☑熱い中を歩き回るのでこまめに水分補給をします。マイペットボトルは必ず持参しておきましょう。☑日焼け対策をしっかりしましょう。カンボジアではいままでの争いなどからベトナムやタイが嫌いであり反ベトナム、反タイ感情が根づよくベトナム及びタイに対して嫌悪感を抱くカンボジア人が少なくありません。2003年アンコールワット遺跡に関わるタイ人女優の発言がカンボジアに在るタイ大使館を始めとしたタイ関連施設に対する襲撃・暴動事件に発展した例もあります。ベトナムで購入した民族衣装であるアオザイや,菅笠・ノンラーを身に着けて外出すると思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるので注意が必要です。カンンボジアにおいてこれらの国の話題は控えたほうが賢明です。特にアンコール遺跡は地元の人々にとっては信仰の場であることを忘れてはいけません。観光旅行者への注意事項として「Warning! Climbing At Your Risk(「警告!登る場合は自己責任で」)という立て看板がある場所では十分に考慮して行動するようにしてください。遺跡の傷みがひどいものもあるので周囲をよく注意して行動しましょう。慣れない気候の中で旅行中に健康を損ねる方も少なくありません。水分やミネラルの十分な補給を心がけるとともに疲労を感じたときは無理をせず休息をとるようにしてください。疲れていると注意も散漫になり足腰の疲労により急な階段の上り下りで不慮の事故を起こしかねません。アンコール遺跡には足場の悪い場所が多くあり転落事故が後を絶ちませんので注意しましょう。アンコール遺跡は広大な敷地ですので歩きでは回りきれません。効率的に移動するためにガイドをつけて観光するのがお勧めです。見ただけでは何の施設跡か分からない場所がほとんどですがガイドの説明をうけると勉強になり有意義な観光が可能です。ガイドを付けない場合はバイクタクシーやトゥクトゥクを1日チャーターすることも可能です。値段交渉の際は必ず値切りましょう。トゥクトゥクは最初、高めの値段を提示してくる場合がほとんどです。最初から良心的な値段を提示される方がまれです。値切るのはあたりまえですので躊躇なく交渉しましょう。チャーターは遺跡から遺跡への案内のみで遺跡の観光案内はありません。アンコール遺跡はシェムリアップにあります。カンボジアの首都プノンペンまでは成田発ANA直行便を運航しておりプノンペンからは国内線かバスでシェムリアップへ向かいます。バスは6~7時間ほどかかります。カンボジアの通貨はリエルですがシェムリアップは外国人が多く米ドルが主流です。日本ではリエルへの両替はできませんが出国の際は米ドルだけ持っていれば十分な対応が可能です。1ドル5ドルの小額な紙幣を持参すると便利です。高額紙幣はお釣りが出ず困ることがあります。ドルで支払いお釣りがリエルで返ってくることもあります。お釣りをもらう際は注意してください。きちんと確認しないと釣り銭のごまかしが多々あります。お釣りがリエルで返ってくるのでレートはしっかり確認しておきます。お釣りを確認する癖をつけておきましょう。VISAカードが最も強くダイナースはほとんど通用しません。JCBも使えない場所があります。トイレについて気を付けたいことをご存知ですか。アンコールワットなど観光地のトイレは普通に使えますがトイレ事情が悪いのが一般的です。現地人は手動ウォッシュレットで流すので便座が濡れている事が多々あります。紙を流さないトイレも多いので覚悟しましょう。ティッシュや除菌スプレー、除菌ティッシュでふき取れるように衛生グッズは携帯しておくと安心です。トイレはなるべくホテルやレストランで済ませるとよいでしょう。生水は飲まないでください。水道水は飲まないこと。水は購入しましょう。遺跡観光の日に忘れず持参したい物は○ミネラルウォータなど水のペットボトル。水分はまめに補給します。○サングラス○帽子○ストール○日焼けクリームなどの日除けグッズ○ハンカチ○ウェットティッシュや除菌スプレーなど衛生用品。○虫よけ。かゆみ止め。蚊に刺されることが頻繁にありますのでケアしましょう。パッキング時に入れておきたい物はアイマスクや使い捨てスリッパ、歯ブラシ、パジャマ、虫除けスプレー、生理用品、エコバッグ、ジップロック、薬類であるアレルギー剤、痛みどめ、虫さされクリーム、胃薬などがあると便利です。カンボジアで悩まされるのが蚊でホテルにもいます。虫よけを塗って出かけても刺されますのでかゆみ止めを持ち歩くとよいでしょう。歯ブラシ部分が大きく使いにくいので持参すると安心です。トイレットペーパーが置いてない場合もあるのでポケットティッシュは必要です。トイレで便座が濡れている事が多々ありますしトゥクトゥクのイスは砂でよごれています。飲食店でおしぼり類や使い捨てお手拭きがないのが普通です。ティッシュやウエットティッシュ、除菌ジェルがあると安心です。現地のスーパーなや市場でも買えますが香りが強めです。生理用品は質が良くありません。日本製はとても優れています。日差しは日本の倍と言われ強いので必ず日焼け止めを塗りましょう。現地のシャンプーはゴアゴアしがちです。日本製シャンプーも売っていますが高値ですので持参したほうがベターです。現地ではクロックスがあると便利です。ホテルでのシャワールーム用にビーチサンダルもあると使えます。出来るだけ快適に過ごしたいですね。一生に何度も訪れる地ではないかもしれません。安全対策と体調管理さえ整えば有意義な旅になること間違いなしです。備えあれば憂いなし。準備を整え思いっきり旅を楽しみましょう。プノンペンにイオンモールがあり色々手に入るようになりましたが多忙な旅の中わざわざ探しに行き、慣れないものを使うストレスは心身の疲れにつながります。楽しい旅を満喫するには使い慣れたものを持参することをお勧めします。上手にパッキングし素敵な旅に備えましょう。ホテルのフロントや添乗員から現地の事情をよく聞き外出時は周囲に警戒を払いながら素敵な旅を楽しみましょう。