認可か無認可か【保育園選び】※預け先確保あきらめなければ大丈夫です【保育従事者監修】独自カリキュラム英会話が充実のスクール|

■保育園は厚生労働省の管轄です。公営保育所は都道府県、市区町村が経営主体。私営保育所は公営保育所以外の保育所を示します。預けられる子供の年齢は0~6歳児。給食があります。1割ほどは外部委託の給食を導入。保育時間は原則として8時間で延長保育11時間。保育士が配置されます。

■幼稚園は文部科学省の管轄です。預けられる子供の年齢は3歳から小学校入学前まで。幼稚園教育要領に基づく教育が受けられ自由保育と認定保育に分類されます。私立幼稚園においては各園で教育方針を定めカリキュラムを組みます。給食の義務はありませんので完全給食の園。毎日お弁当。月に数回お弁当の日を設ける園。と様々です。保育時間は4時間でお昼寝はなく幼稚園教諭が配置されます。夕方まで預かり保育として延長保育をする園も増えています。

■保育園においても独自のカリキュラムを充実させており、幼稚園と大差ない内容を取り入れる園も多くみられます。認可保育所とは国が定めた設置基準をクリアし都道府県知事に認可された施設です。保護者が子供を保育できない状況条件が必要です。就労や疾患などがあることが入所の条件になっています。認可保育所はその区市町村に在住・在勤・在学の人が利用可能です。公的資金補助があるため、保育料は保護者の年収により決定します。国が定めた設置規定に従って運営されますので延長保育や一時保育といった個別サービスについては応えきれない面があります。

■認可外の保育施設は国の認可を受けていない保育施設です。ただし認証保育所は認可外施設の一部であり一定の基準を満たしている必要があります。24時間保育やベビーホテル、深夜に対応する保育施設なども含まれます。企業や官庁、大学等がその職員や学生専用に開設している保育施設も、認可外の保育施設となります。※認可保育所や認証保育所は公的補助金が投入されます。特定組織の構成員のみに利用者を限ることができません。このため企業等に開設している保育施設は認可外の保育施設となります。認可保育園との大きな違いは保育料金です。保育料の設定は各保育施設が行います。公的補助がない独立の施設ですので0歳児は月額5万円以上~延長保育を合わせると10万円ほどかかる場合があります。1歳になると割安になり2歳児、3歳児と年齢が上がるにつれ保育料金は安くなります。認可保育園は保護者が子供を保育できない状況、例えば就労や疾患などがあることが入所の条件ですが、認可外は国の制約がないため、特に事情はない場合でも入所可能です。手続きが簡単なところが多い点も特徴です。

■認可外保育園は国の認可は受けていませんが都道府県で独自の認可基準を設けている場合があります。認証保育園という制度設です。これも無認可保育園にカウントされます。保育士の数や施設の広さ、設備などの基準に当てはまるかどうかです。認可を受けていない保育園が無認可保育園という事になりますが、認可を受けていないと聞くと危ないイメージを持つ人も少なくありません。しかし無認可保育園だから全ての施設が危ないというわけではないのです。実際は口コミや評判を聞くことが一番のものさしになるといえます。先生の評判。保育時間や延長料金について。給食の有無。お弁当の日がどのくらいあるのかどうか。少人数制限なのかマンモス園なのか。遊びと勉強バランスについて。ピアノやバレエ、新体操、リトミックダンス、工作、英会話や音楽、書道といったカリキュラムにおいての特性があるのかないのか。園により異なりますので見学や体験、ホームページでチェックします。保護者の希望に合うかどうかよく調べてみましょう。認可外保育園は国の認可を受けていませんので、実際には認可保育園よりも特色がある場合が多い点が特徴です。子供の成長にプラスとなるような園もたくさん存在しています。内容の濃い保育をしても園庭に一定の広さがない場合、認可保育園になることはできないという施設が多く存在します。国の制約を受けたくないため、あえて無認可保育園としている園もあるのです。

■認可に入所できなくてもあきらめないで!大丈夫です。第一子の保育園探しにおいた、情報が得られないため「認可に落ちたからあきらめる。」という人少なくありません。認可保育園に比べると無認可保育園の方が国の制限がないため、延長保育や夜間保育、休日保育などの時間外保育が充実しています。園によっては病気の子どもを預かってくれる病理保育が可能な園もあります。料金一覧表や給食メニューなどを取り寄せ比較するとよいでしょう。自治体によっては近い市町村の間で補助金が出るケースも多くあります。市役所や区役所も利用し問い合わせてみましょう。ただし役所が最新の情報を持っているとは限りません。口コミや評判を自らホームページで確認する作業も大切です。4月入所に落ちても通える範囲の認可外保育所を探しましょう。遊びと勉強バランスよく取り入れる園。勉強に重きをおく園。遊び中心の園。リトミックダンスや工作に力を入れる園。英会話や音楽、バレエに力を入れる園。書道や自園調理で食育を重んじる園。少人数制限。マンモス園。などカリキュラム構成は園により多様です。ここがいいかなと思ったら連絡し、面接日や見学日を決めましょう。認可外保育所では一時保育枠が充実しています。24時間のなかで好きな時間を希望できる園もあります。このような施設を押さえておくと安心です。働き方に合わせてどこに預けるかを考えるようにしましょう。今、満員でも引っ越しや転勤など家庭の都合で退園する人は存在します。どうしても狙いたい園がある場合。毎月チェックするつもりで連絡を取っていたら、園のはからいで欠員がでた際に優先的に入所できた。という話もよくあることです。どうしても入りたい施設がある場合は別の園で様子をみて、運よく欠員がでたら転園するというのも方法です。入所の連絡待ちをしていて落ちたとしても決してあきらめないでください。次のチャンスは必ずあります。預け先の確保に再度挑みましょう。一時保育の考え方として、習い事をさせるという方もいます。習い事から習い事までの送迎をシッターに依頼する方法もあります。グローバル社会において、圧倒的な人気を得ている習い事は英会話スクールです。子供の聴力が柔軟なうちに正しい発音を身につけましょう。ヒアリングにネイティブの発音は必須です。