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保健室登校からのステップ安心できる居場所へ【不登校】※自分らしい成長に向けての見守り方|

不登校でひきこもり状態の生活。その特徴は、☑夜ふかしが習慣化し、朝起きられない。☑表情が乏しく身体の不調を訴える。☑何事にも積極的な興味を示さない。☑外出を避けるようになる。☑風呂にはいらない。このように、前向きな行動が見られなくなります。外出を避ける生活が続くと社会とのつながりがなくなります。規則正しい生活習慣を取り戻すために心がける事。朝は起床時間を決めます。夜ふかしの原因はゲームや漫画でしょうか。スマホやパソコンの場合もあると思います。夜ふかしの原因については、朝の起床時刻をきちんと守ることが出来たらしてよい。とルールをしっかりと決めます。朝の起床時刻が守れるようになると生活リズムが改善し○親子で買い物に出るなど外出できるようになる。○入浴で身体を清潔にすることが気持ちよくできるようになる。○進路や学習面が気になりだし将来への明るい見通しがみえてくるようになる。○明るさを取り戻し、行動したくなるようになる。○保健室登校するようになり養護教諭や友達とふれあうようになる。このように家族以外の人と繋がりを持つことで社会性を身につけていくことが可能になります。決して急ぐ必要はありません。むしろゆっくりと時間は十分にかけていいのです。ゆっくりと心のケアを優先します。原因究明にあれこれ焦ってせかすことは逆効果です。原因には様々なことが複雑に影響しています。一番大事なことは本人が希望をもって前向きな言葉を発するようになれることです。本人の気持ちを尊重します。状態が落ち着いてくると表情豊かに余裕が出てくるようになります。進路や学習について本人が気になりだした場合はサポートをします。周りから進路や学習についてせかすのはよくありません。周囲の目を一番気にしているのは本人です。家族は常に担任と連絡を取り、徐々に保健室登校へ導きます。そこで一緒にいて安心できる友達にふれあうことで、少しずつ教室に近いていきます。これは本人の意思で進んでいくことですので、家族は決して焦らずに見守る姿勢に努めましょう。本人の人生です。回り道に無駄なことは一切ありません。本人が納得して歩んでいくことが最も大切なことなのです。

自信を喪失している状況。登校しなくてはいけないと頭で理解はしていても心と身体がついていけない状態は最も辛いものです。本人は完全に自信を失っていますので自己肯定が非常に低い状態です。やる気が失われ無気力です。熱意や活力といったエネルギーが欠如しているため、やりきれない思いを抱え込んでいます。保健室に配置されている養護教諭は心と身体についての専門知識を持ちます。本人や家族だけでは分かりにくい問題点が原因である場合も多く、発達障害や鬱などが要因になっている場合があります。知識を持つ先生によって気付くこともあり適切なアドバイスを受けられることが可能です。養護教諭との会話は自己肯定感を高めることにつながり心のケアにおいて非常に有効なのです。一緒にいてくれるだけで安心する。話を聞いてもらえて嬉しかった。という声は多く心のケアにはたらきます。心の回復なくして人と接する事や、社会とのかかわり、学習や進路について考える余裕は生まれません。心のケアは最も重要ポイントになります

不登校を受け入れる勇気。家族が今の状況を受け入れていますか。最初は戸惑うかもしれません。本人が一番に自分を責めているという事を認識してください。この先どうなるのだろう。自信を喪失しエネルギーが欠如しています。家族に何があったのか。なぜ学校行かないのか。もう、いい加減にしないとだめになるよ。いつになったら行けるの。悪気はなくてもつい家族がこのような言葉をかけ続ける場合、子供を追い詰める結果につながります。自己肯定が非常に低い状態であり、自信を失っているというのに責められると最悪な発想を抱かせかねません。今の自分はダメで、家族にも嫌われている。絶望感を抱き生きていても意味がない。このように考えさせることは避けてください。誕生してくれた時のことを思い出してください。無償の愛情で育ててきたのです。これができるからよい。あれができないからダメ。このような物差しではなかったはずです。家族にできることは、ありのままの今の子供を受け入れることです。家族に認められ必要とされている事を知ったときに子供は本来の自信を取り戻していきます。自己をしっかり肯定することができるようになります。エネルギーが十分に補われ、心の中の熱意が備わります。活力が充足され、やる気が満ち足りてくるので無気力とは無縁に。保健室登校の前にこの状態にまでなる必要があります。家族が出来ることは今の状態の子供を受け入れることです。ありがとう。など温かい言葉がけの積み重ねです。心地良い居場所づくり。この積み重ねで子どもの心は安心していきます。役割を与え自分は役にたっている充実感を持たせます。朝カーテンを開ける。夜になったら閉める。食後は器をキッチンに運ぶ。お風呂掃除など簡単なお手伝いを提案します。ありがとう。助かるよ。などの温かいと言葉により子供は自分が役に立ったと嬉しく思います。大人でも子供でも誰かの役に立ちたい生き物です。感謝されることで自信がつきます。この積み重ねにより自分は愛されている事に気が付きます。心の中の熱意が備わり、活力が充足され自信がついてきます。次のステップ保健室登校も可能になるはずです。私は進学校で中等部を担当していました。不登校は誰におこるか正直いって見当がつかない場合があります。そんな例においても不登校が保健室登校になり、教科担当者が簡単な課題を投げかけ続けました。意思の疎通が手伝って自信がついた様子。すっかり明るさを取り戻す生徒を見ていると心から嬉しくホッとしたものです。本人の中で変化があったのでしょう。何がきっかけで自信をつけていくのか誰にも分らないのです。成功体験は自信を付けるのに得策です。不安な気持ちは本人がいちばん自覚していることでしょう。だから大人は学校だけにとらわれず視野を広げましょう。ネット塾は自分のペースで学力がつくので高評価を得ています。話題になったネット塾は志望校への満足度が高く次世代の学習法として見直されています。反復学習を自分のペースで無理なく行えるのが特徴です。精査された独自のカリキュラムで学力を向上。志望校への近道が狙えるので是非おススメしたい学習方法です。なんでもトライしてみるべき。ネット塾というレールを敷いて導いてゆくのも大人の役割です。

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