隣の芝生は青く見える。辛い時や問題が立て続けに起こる時、人が幸せそうに見え、うらやましく思えてきます。自分だけが不幸なのか。幸せにそう見える隣のあの人達も困難な問題を乗り越え今に至っているのかも知れません。結婚生活において小さな揉め事は日常的によくあることです。家族が増えれば問題も増えます。家庭は人間関係のはじまり。ささいなことから揉め始め、大きな喧嘩に至るというのはよくあることです。夫は妻を怒らせないように妻の尻に敷かれることが家庭円満の秘訣だ。とか、いかにうまく尻に敷かれるかが穏やかな家庭生活の奥義である。という考え方もありました。恐い嫁とかいて恐妻とか鬼嫁という言葉もあります。笑い話で済まされる程度の夫婦喧嘩であるならば結構ですが近年、モンスターワイフという呼び方も耳にします。その特徴は☑生活の切り盛りをすることに一生懸命な妻。妻が決めたルールが全てである雰囲気が支配する家庭。☑家庭内では妻の考えた決め事だけが正解である。☑家族は意見や思いを言えず委縮。だんだんと不満がたまり家庭での居心地が悪くなる。☑会話が思うようにできなくなり、各々の思いは大きくすれ違い険悪な空気が漂う。☑事態悪化のため家庭不和が加速する。最悪の場合は離婚に至る。このように家庭不和の原因がモンスターワイフである場合、互いに現状をよく認識し問題を共有することで改善が可能です。会話をして互いの考えを知ることが大切です。相手の気持ちがわかると相手を思いやることが出来ます。思いやることで歩み寄り優しくすることが出来ます。思いは口に出して伝えることから。きちんと口に出して伝えましょう。修復までの試行錯誤は困難かもしれませんが敬う気持ちや感謝の気持ちが自然に湧いてくれば、家庭円満はそこまできています。普段から悩みを共有し、会話を大事にすることが重要ポイントです。最初からモンスターワイフだったわけではないはずです。モンスターワイフ化していることに本人も気がついていない場合がほとんどです。元々は真面目で頑張り屋さんが、計画通りこなしたいと精一杯な状況。色々な事を効率的に同時に進めようと努力し、よかれと思い争闘しているのかも知れません。お互いに問題を共有し、どのくらい寄り添えるかが婚姻生活の末路を決定付けます。恐がったり嫌がったりするだけでなく何故そんなに怒っているのか聞いてみることです。気を静めて話すことができるまで、会話のチャンスをうかがいましょう。互いの思いを認識し合うことで一歩ずつ改善に近づきます。あの時は、あんなふうに考えていた。こう思っていた。など、きちんと話してみると勘違いで相手を悪い方向に誤解していた。という話はよくあることです。以心伝心という言葉のように、無言で心が通じ合えれば便利かもしれません。しかし、テレパシーが使える訳でもない限り考えを言葉も言わずに互いが理解しあうというのは無理があります。家族という最も身近な間柄だからこそ話が出来る関係でありたいものですね。家庭不和の原因がモンスターワイフであったとしても、モンスターワイフを作ったのは妻を怒らせる家族だけのせいでもなく、本人だけのせいでもありません。ですから双方で歩み寄れることができれば改善は可能です。良好な関係を目指し、怒った顔より優しい顔。怖い顔より嬉しい笑顔でいられるような家庭を築いていきたいですね。最後に、あなた自身がモンスターワイフになっているかも知れない場合。せっかくの思いが空回りしていると感じていることでしょう。一人で抱え込まないでください。もっと家族に頼りましょう。困っている事や悩んでいる事、時間不足でできない事。体調がいつも良いわけではないはずです。体調が良くないときは家族に伝える勇気を持ってください。決してはずかしいことではありません。今、体調がこういう時だからお願いできますか。ありがとう。協力することで家族もできるようになります。もしかすると貴女よりも得意な分野が発揮されるかも知れません。そして、相手の考えや気持ちについて聞いたり話したりしていくうちに、相手も納得できる関係が作れるような工夫箇所がみつかるはずです。家族の協力を得て有意義な家庭生活を送っていきたいですね。人の悩みの原因のほとんどが人間関係です。どうしても解決できない時はプロに相談しましょう。私は２度、調停のお世話になりました。第三者だと冷静に会話が出来ます。プロの意見や判断は適確です。私達が悩むたいていの問題は多くの人々がすでに経験済み。初めてブチ当たっている悩みや解決できていない問題についての得策。素人の経験値では及ばないのは当然です。数多くの事例を解決に導いてきたプロの弁護士を味方につければ鬼に金棒というわけです。私が信頼している相談者は弁護士法人が運営していますから最強です。気軽な相談から始められるのでぜひ利用してみることを強くオススメします。