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婚活は今すぐ行動スタート
「結婚するのも仕合せだし、
しないのも仕合せだ
 
どっちも人間としての喜びがある」

武者小路実篤

 

「幸福者より」

 

経済って?

アダム・スミス

 

「国富論より

 

「人の財貨のうち、自己の収入を
支えうると考えられる部分は、
彼の資本と呼ばれる。」

あなたは現在、好きな人がいますか。交際相手がいるかも知れませんね。結婚するなら最低限満たして欲しい男女の条件ランキングをご紹介いたします。結婚生活は新しい家庭を築くことであり、恋人関係とは少し違う部分もあるでしょう。自分の恋愛観と照らし合わせ、いろいろ考えてみませんか。相手に望んでばかりではいけません。自分を磨いて、日々ブラッシュアップの気持ちをわすれずにありたいですね。参考〔2023年 家庭科ラグアンケート調査〕

結婚相手に望むこと
進む晩婚化

結婚相手に望むこと

 

1 やさしさ思いやり

 

2 金銭感覚が合う

 

3 誠実さ

 

 

​4 貯金・資産・収入

 

5 共通の趣味や価値観

 

6 一般的な常識

 

 

7 柔軟な考え方や対応力

 

8 明るさ・前向きさ

 

 

9 将来性

 

10 自分の親との相性

 

その他

 

真面目さ、浮気をしない、笑いのツボが合う、頭の回転が速い、タバコを吸わない、コミュニケーション能力など

 

 

 

●晩婚化だからといって油断はNG・内閣府の少子化社会対策白書において生涯未婚率の推移をみることが可能である。初婚妻の最も多い年齢の割合を年代別にみると1990年代は24歳の初婚率が全体の14%と最も年齢が早かった。2000年に入ると26歳で12%。2010年からは26歳で全体の9%となり晩婚化が進んだ。2020年の女性の初婚年齢の「平均値」は29.4歳で30歳前後で結婚した人が多かった現在、女性の初婚年齢は26歳ピーク傾向にあるものの27歳以降は、年齢が上がるごとに大きく減少する。男性も同様の傾向が見られる。2020年の男性初婚年齢「平均値」は31.0歳。初婚年齢の「最頻値」は27歳であった。平均値と最頻値との差が3~4歳ある。これは一部の中高齢者の結婚が平均値を大きく引き上げているためである。したがっ平均初婚年齢時点において男女ともに初婚の7割近くが既に結婚しているとになる。総務省統計局のデータを確認すると2020年の生涯未婚率は男性が25.7%で女性は16.4%である。将来は結婚したい方へ。婚活スタート時期が遅すぎたという問題はあっても早すぎるという問題はない。身近な会食や友人との集まりには積極的に参加し、結婚したい意思を常に伝えていくことは重要である。趣味や好きな事へも、おしみなく参加しよう。恋愛結婚においては同じコミュニティでの出会いがほとんどである。友人や知人の紹介は職場やバイト先の出会い同様、結婚へのきっかけとなりうる場合が少なくない。婚活サイトへの参加も早めにしておこう。1年はあっという間である。3年5年もすぐ過ぎてしまう。子供を考えるのなら結婚は早いほうがよい。出産のみならず子育てには体力が必要だからである。同様にバリバリと働き経済力を発揮するにも実は体力を消耗する。40代後半になると男女ともに更年期に入る。50代は心身ともにきつくなります。それまでに子育て資金、大学費用や老後の資金や住まいの修繕を準備しておきたいものです。子供の成人時あなたは何歳だろうか。二十歳の晴れ着や、大学、大学院、留学の資金は、そのころからグングンと出費するのです。子供の成長はかけがえのない幸せ。孫が産まれたり喜びも多く、幸せもひとしお。そんな幸せが欲しいならば人生設計は真面目に考えましょう。

増える国際結婚

●国際結婚のピークを終えて・我が国の国際結婚件数は国際交流が盛んになったころから増え始め2006年頃のピークをさかえに減少している。これは配偶者ビザをもらうとすぐに永住ビザに切替え離婚といった「偽装結婚」が増えたためである。現在、偽装を疑われれば結婚許可は下りず国外退去にもなる場合もある。以前は簡単にできた偽装結婚が減少し、国際結婚の増加に歯止めをかけている。とはいえ健全な結婚は認められていることから国際結婚は婚姻件数全体の3~4%である。男女比は男性7に対し女性3という構成割合であり男性の割合が高い。

エコアクションポイント
セネカ哲学
グリーンコンシュマー

私たちの暮らしは経済で成り立っています。政治家セネカによる「セネカ哲学全集」の中に『経済学は己自身の世帯をやりくりする科学なり』という格言があります。消費問題と社会の動きをみて私たち自身もよい消費者になる責任があります。

 

●経済と環境の両立を目指して・環境に優しい活動・エコアクションに対し、ポイントを与えるしくみ・エコアクションポイントがある。温室効果ガス排出削減に貢献できる商品を購入したり、サービスを利用したりするとポイントがもらえ、貯めたポイントでさまざまな商品を手に入れることができる。私たちは、日々の買い物の選択にエコアクションポイントのついた商品・サービスを選ぶことで、環境保全に貢献でき、かつポイントでお得感を味わうことができる。対象商品が増え、利用者も増えれば多くの企業が参加し、マーケティングに利用できるようになれば経済のしくみのなかで活きた環境活動となるのです。

 

消費活動の中で価格・性能・デザインなどをチェックのは当然だが、そこに「環境」という観点を加えて消費する意識を持てば環境問題に取り組む企業も増える。このな消費行動者をグリーンコンシュマーという。グリーンコンシュマーになるための10原則①必要な物を必要な量だけ買う②使い捨て商品ではなく長く使える物を選ぶ③包装は無い物を優先し、最小限の物、容器は再利用できる物を選ぶ④つくるとき、使うとき、捨てるとき、資源とエネルギー消費の少ないものを選ぶ⑤化学物質による環境汚染と健康への影響の無いものを選ぶ⑥自然と生物多様性を損なわないものを選ぶ⑦近くで生産・製造されたものを選ぶ⑧生産者に公正な分配が保証されるものを選ぶ⑨リサイクルされたもの、リサイクルシステムのあるものを選ぶ⑩環境問題に熱心に取り組み、環境情報を公開メーカーを選ぶ

フェアートレード

● フェアートレードを考える 先進国は、今まで地球の環境資源を使い尽くし、そして汚し続けてきた。国が豊かになり、余裕ができて初めて環境問題に気づき、対処しようとし始めている。一方で、発展途上の国の人たちは、生きるために経済活動を止めるわけにはいかないので、結果として環境破壊が止まらない。そこで注目されているのはフェアトレード。「公平な貿易」経済的にも社会的にも弱い立場の途上国の人たちは、国際貿易においても弱い立場になっている。大きな原因である中間マージンをなくし直接取引によって生産者の利益を保証する。最低購入価格や奨励金(生産者への支払い)の保障をみたした商品にはこのラベルがつけられている。ラベルのついた商品を選ぶことが、格差を減らしていくことにつながり、環境保護にもつながっていく。

●環境保全・毎日の洗濯などでも水やエネルギーを消費している。電気洗濯機は構造や材質の改善、新しい水流やすすぎ方式の採用、センサーやマイコンの導入によって消費電力と使用水量が節減されている。遠心力や超音波によって洗い、洗濯物の傷みを低減させたもの、洗濯から乾燥までを連続して行うタイプなどもある。私たちは日常生活で1人1日250ℓもの水を使用(トイレ・シャワー・風呂・食器洗い等の炊事)し、その4分の1を洗濯に使って、環境に排出している。生活排水には、BOD負荷量(微生物が有機物を分解する時に消費する水中の酸素量)で1人1日約43gの有機物が含まれており、その10%を占める洗濯排水には、洗剤中の界面活性剤や洗濯物からとれた汚れなどが含まれる。下水道や浄化槽が整備されていない場合は、洗濯排水は河川や湖沼に排出され、その量が自然の浄化能力を超えると、水質が悪化する。水環境への負荷を軽減するためには、洗剤の使用量が少なく、主成分である界面活性剤が生分解しやすいことが必要である。

環境保全

●ドライクリーニング溶剤・石油系溶剤は、環境への影響が比較的小さいと見られているが、乾燥工程で大気中に放出され、光化学スモッグの発生源になるため、条例で排出量を抑制している自治体がある。塩素系溶剤は、洗浄力が高く不燃性であるが、地下水や土壌などの汚染が問題となり、厳しい環境基準が設定された。また、フッ素系溶剤はオゾン層を破壊する物質の一つとして使用が抑制され、使用量が急速に減少している。

●環境に配慮した消費生活・自分の生活と環境との関係を考え、今できることを実行しよう。私たちが生きるということは、生活のすべてが温室効果ガスである二酸化炭素を排出しているということです。商品を作る、運ぶ、売る、使う、捨てる、ゴミあるいはリサイクルとして処理する。その全てにエネルギーが必要だからです。電話やネット、テレビなども全てエネルギーを消費しています。人類は1年間に72億トンもの二酸化炭素を排出しています。海が吸収してくれる二酸化炭素の量は22億トン。人類が排出する量の3割に当たります。森が吸収してくれる量は9億トン。海と森で半分近く減らしていることになります。海と森は地球の肺なのです。今その海と森が危機にさらされています。

ドライクリーニング溶剤
地球の肺
海洋酸性化の危機
森のしくみ

●海洋酸性化の危機・大気中の二酸化炭素は海水にとける。海水はもともとアルカリ性だが、二酸化炭素が増えると酸性化がすすむ。酸性化がすすむと植物性プランクトンは炭酸カルシウムの殻が作れなくなり、生きられなくなる。プランクトンが減ると、表面の二酸化炭素が増えて、海は空気中の二酸化炭素の吸収が悪くなるばかりでなく、魚のえさがなくなる。私たちの食生活にも大きな影響がある。海洋科学者らが、地球の海洋生態系に対する酸性化の被害を防止するには、二酸化炭素排出を急激に減らす必要があると警告する「モナコ宣言」を発表しました。

●森のしくみ・森はどのようにして二酸化炭素を吸収しているのでしょうか。大気中の二酸化炭素は植物に吸収され光合成によって葉や枝に蓄えられます。もう一つは泥炭でいたんです。葉や枝が枯れ、土壌の中に炭素が蓄えられ、大昔からこれを繰り返して地中に保たれてきました。光合成で葉や幹にある二酸化炭素の量を取り出して層にしてみると暑さは2、4m。植物が土壌の中に炭素として蓄えた量と合わせると8,5mになります。今、森に危惧が迫っています。開発による森林の伐採と、それに伴う湿度の低下によって大規模な森林火災が起こっています。少しでも二酸化炭素の排出量を減らす努力を始めましょう。今日の小さな一歩が明日の生活と未来へつながっているのです。

外食も選び方で、料理を楽しむ事が可能であり、適正エネルギー1日分の1/3を目安とし、それを超えてしまったときは他の食事で調節する。食生活が万病を引き起こすと言っても過言ではない。いずれも、バランスの良い献立をたてることで、生活習慣病の症状は回避できる。日本人の主食である米は小麦粉からつくられるパンやパスタと比べ、ミネラルや食物繊維が非常に多く含まれている。また必須アミノ酸も多く含まれた最も優れた主食と言える。魚と一緒に食べる事で、アミノスコアが更に高評価となり、効率よく良質タンパク質を補う事ができる。日本人があたりまえに食していた、ご飯と魚プラス副菜に汁物。この一汁三菜の食文化が、いかに素晴らしいのかを、今後も忘れずに継承し、米離れした献立に偏らないように気をつけたい。

環境問題セミナー
絶滅危惧種

[生態系を守る・環境問題セミナー]環境問題にはどんなものがあるでしょうか。地球環境と共生している私たちですが、日ごろ意識していますか。温暖化、オゾン層の減少や森林破壊。多岐にわたり早く対応しなければ取り返しがつかない問題も起きています。一人の力は小さいかもしれませんがグループ単位、街単位で取り組むと大きな力となります。改善し次の時代もよりよい環境で過ごすために再認識しましょう。

[絶滅危惧種]日本の絶滅危惧種にはイヌワシ、タガメ、アカウミガメ、ツシマヤマネコ、イシカワガエル、アマミノクロウサギなどがあげられます。かつては野山で生き物を追うことが普通におこなわれていましたが、現代は博物館で観察しています。生物を守ることは遺伝資源の考え方からも大切であり、独自の生態系や生物群を保てる環境について考えたいと思います。外来種の導入によって生体の多様性が崩れ、多くの遺伝資源が失われています。

[特定外来種生物]日本の野山に定着すると生態系に深刻なダメージを与えると考えられる生物種。外来生物法により輸入、飼育、野に放つと罰則も厳しい。三年以下の懲役や300万円以下の罰金。法人では一億の罰金が科される。オオクチバス通称ブラックバスは繰り返される蜜放流によって1970年代から生息域をすさまじい勢いで広げた。メス一匹あたり2000~145000個もの卵を産む。オオクチバスは北アメリカ原産スズキ目サンフィッシュ科ミクロプテルス属でコクチバスを含む8種類が分類される。在来の魚類が減少し、厳しい批判の声があがった。大型化すれば60センチを超え、1㎏成長するのに10㎏の餌を必要とする。調査の結果、魚類ばかりか、水鳥のヒナやヘビ、ネズミも食べることが分かった。生態系は環境の変化にともない急激にダメージを受けてしまうことがある。取り返しのつかない状況にならないように、再放流ではなく1匹でも多く駆除していく必要がある。地域の皆さんの協力により、河や湖、沼がきれいに整備され貴重な水資源が守られています。次の時代も豊かな自然と共存できるように、環境保全に努め、有意義に過ごしていきましょう。

特定外来種生物
衣生活と環境

衣生活と環境

衣食住の中の「衣生活」環境問題と関わりはあるのでしょうか

[着なくなった衣服をどうしていますか]まず、着なくなる理由を考えてみましょう。汚れやヨレがひどくなった。流行遅れ。肌触りや着心地、サイズが合わない。アレルギーなどの理由で。着なくなった服をどうしているのか、アンケートを行いました。男女ともに、1位はゴミに出すが70%をしめました。2位は、買い取り専門店に出す。3位は、友人・知人にあげる。以下の少数派では、リメイクし再利用。オークションやフリマに出品。という順位でした。ゴミになる衣服がほとんどです。買い取り専門店を利用するが増えています。フリマやオークションは手間がかかるからでしょうか、まだまだ少数派のようです。ゴミに出すのは簡単ですが、分ければ資源です。ひとりの力は小さいかもしれません。しかし、家族で、町内会で、クラスで、学校で、と集まると結果はどうなるでしょうか。全体的にみると、焼却にかかる燃料や設備費、人件費といった大幅な経費が削減します。環境を考えた行動は、ほんの小さな事から始まっています。地球環境を考える消費者になりましょう。

[リサイクルも環境に負担が]リサイクルを考えてみましょう。まず、廃品回収に出すと次はどこへ行くのでしょう。開発途上国などで再利用のため輸出される。布は、工場で汚れを拭いたり磨いたりするウエスに使用。反毛原料として機械で綿にもどし、フェルト加工後、ぬいぐるみ・中綿に利用。ケミカルサイクル…原料に戻す。不用品をリサイクルにすることは大切です。しかし、リサイクルするにもコストがかかり、環境にも負担がかかるのです。リサイクルの手段を考えることも大切ですが、衣服を大切に扱う事。むだになる物は、購入しない。持たないことが最も重要です。本当に必要ですか?むだにしませんか?自問自答してみましょう。初めから持たない勇気が、地球環境を守ることにつながります。

[日本の繊維産業の推移]OECD経済協力開発機構はヨーロッパを中心に日本やアメリカを含む先進国が加盟する国際機構において経済や貿易、開発援助といった分野に加え持続可能な開発についても分析と検討を行っています。我が国の繊維製品の国産化率は70%あった時代から約40%にまで落ちこみました。安さを求め生産拠点を海外に移した企業も多く国内産業の空洞化がみられるようになりました。AIの発展もめまぐるしく今後は更にグローバル化が進むことでしょう。国内のみならず世界規模に視野を広げ経済面はもちろん心身ともに豊かに過ごしていきたいですね。

[これからの繊維]新しい繊維が生まれています。生分解性合成繊維をご存じでしょうか。使用後に廃棄すると、生ごみ同様に土や水の中の微生物によって分解される繊維です。分解後は二酸化炭素と水になるのです。ポリ乳酸繊維と呼ばれ、原料はトウモロコシなどのデンプンからつくられる乳酸です。石油系の化学繊維とは違って焼却しても有害物質を発生しません。地球にやさしい繊維です。多くの化学繊維の原料として使用される石油。新しい繊維の開発によって貴重な石油資源の枯渇を遅らせることができるのです。このような工夫で人に便利で地球環境にも優しい世界が発展すると嬉しいですね。

[ゴミの最終処分場]ゴミのゆくえ。資源化されたり、焼却されるゴミ。では、それ以外のゴミはどこへ行くのでしょうか。最終処分場へ運ばれます。この廃棄物は埋め立てによって処分されます。しかし、埋め立てができる土地には限りがあるのです。また、埋め立てによって、環境に与えてしまう影響について不安が残ります。少しでも環境への負担を無くしましょう。私たちに出来ることを考え実行しましょう。一人では小さいことでも町屋学校などの単位でみると実に大きな力になります。

[私たちに出来ることは?]ゴミを減らす工夫を考えましょう。私たちにできる事が沢山あります。①不要になる物は最初から買わない。持たない。使い捨てを控える。詰め替え製品を選ぶ。長持ちする物を選ぶ。修理して大事に使う。④レジ袋や本のカバー、ショプ袋を断る。どうでしょうか。難しいことでしょうか。できそうな事ばかりですね。これをするだけで資源を守りゴミを減らします。ミニマリストになるほど難しく考えなくてもいいのです。無駄を減らすだけです。その行動が環境への負担を軽減し地球環境を守ることになります。ひとりが一個づつゴミを減らすと日本でいくつのゴミが減るのでしょうか。どれほどの環境保護につながるのでしょう。ひとりでは小さいことのようにみえますが人々の小さな力を合わせると驚くほど大きなエネルギーとなります。人生100年の時代です。私たちは先人の残した文化や環境に感謝し次の世代によりよい環境を継承したいですね。

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