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:家庭科教員監修

ジェネリック医薬品のメリット【副作用の心配はないのでしょうか】知っておきたいこと8つ|定期セミナー

①【ジェネリック医薬品の副作用】ジェネリック医薬品を選んだ場合、副作用の心配はないのでしょうか。ジェネリック医薬品は先ほどの説明と同様、新薬と同じ有効成分と効き目がありますので、副作用・安全性どちらも新薬と同じです。副作用は必ず現れるのもではありませんが、気になる症状が現れたら、新薬ジェネリック医薬品にかかわらず、すぐに医師や薬剤師に相談してください。

②【ジェネリック医薬品とは】テレビCMや、ニュースで耳にする「ジェネリック医薬品」。副作用などは心配ないのでしょうか。薬剤師さんに説明していただきました。医薬品には、病院やクリニックなどで発行される医師の処方せんが必要な医療用医薬品と処方せんがなくても薬局、ドラッグストアなどで購入できる一般用医薬品(OTC)の2つに分けられます。さらに、医療用医薬品には、「新薬」と「ジェネリック医薬品」の2種類があります。新薬は先発医薬品といい、新しい有効成分・使い方が開発されて最初に発売されるお薬です。ジェネリック医薬品は後発医薬品といい、新薬の特許期間などが過ぎた後に、別の会社が同じ成分を使って開発・販売するお薬です。効き目や品質、安全性が新薬と同じであることを条件に、国から承認されているお薬です。

③【ジェネリック医薬品は新薬と同じなのか】ジェネリック医薬品は、新薬と全く同じなのでしょうか。ジェネリック医薬品は新薬の有効成分とその量、効き目や安全性は同じです。違う点は、形状や色、味、添加物などで、飲みにくい形状や形を変え、飲みやすくしていることもあります。

④【ジェネリック医薬品が安いのはなぜか】ジェネリック医薬品は価格が安いと聞きます。なぜなのでしょうか。新薬は有効成分の検索、成分の有効性、安全性を確認するため、長い年月と膨大な費用をかけ研究開発されています。また特許取得にも費用がかかっています。ジェネリック医薬品はこれら の費用を払う必要がないから安いのです。ジェネリック医薬品は、先発医薬品の医療現場での使用実績や情報をもとにして、効率よく開発するので、開発期間も短く、費用も安く済むため低価格で提供できるのです。
