ヒント①茹でて下処理をする。鶏ハムはマスターできていますか。基本の鶏ハムの作り方。鶏ムネ肉１枚に対して塩大さじ1砂糖大さじ１。全てジッパー付き袋またはポリ袋に入れ下味をなじませる。数分から冷蔵庫で1日おいてもよい。湯を沸かし沸騰したら、袋のまま茹でるだけ。茹でたらそのまま鍋の中で冷ます。冷めたらカットして出来上がりです。鶏ムネ肉２枚なら調味料も2倍に、３枚なら3倍にします。お好みでハーブソルトでもＯＫ。カレー粉味にアレンジすると市販のサラダチキン同様に出来上がります。柚子胡椒も美味です。茹で野菜の上に盛り付け、ポン酢や焼き肉のたれ、ニンニク醤油とゴマ油、ケチャップとチーズなど和洋中おこのみの味付けでいただきます。もちろん生野菜と一緒に彩サラダとして副菜にもピッタリです。粉チーズを振るとシーザーサラダに。サンドイッチやピザトーストの具材にも最適です。普通に野菜炒めにしても美味しくいただける万能選手です。肉を茹でる事で美味しく下処理できるだけでなく、そのままメインディッシュにアレンジ可能です。密封容器で冷蔵庫保存ずれば３～５日もちます。さらに日もちする裏技が煮込み。カレーにするといった再調理です。鶏肉のみならず豚や牛肉も塩ゆでするだけで下処理が時短で完成します。薄切り肉の牛肉や豚肉は塩を入れたお湯で茹でるだけで直ぐ食べられますしアレンジが効きます。お好みで生姜やネギも入れて茹でると香り良く仕上がります。薄切り以外に、かたまり肉も下茹で処理をしておくと次の調理時間が大幅に短縮します。この茹でるだけ調理で残った茹で汁はスープやみそ汁のスープストックとして汁物になります。肉のうま味の出汁が効いた美味しいスープになります。茹でる処理をするだけでメインとスープが完成します。究極時短の裏技は先に野菜類を塩茹でする。野菜を引き上げたら、その茹で汁で肉類の塩茹で調理に取り掛かる。一気に仕上がっていきます。お好みの味付けで美味しく栄養が摂れる方法です。豚の角煮やチャーシューは醤油味で仕上げますが紅茶を使う茹で方もあります。紅茶のティパックと一緒に豚のかたまり肉を茹でるだけです。火が通ったらスライスして完成。シンプルにからし醤油や、ポン酢、ニンニク醤油など好きな味付けでいただきます。肉類は、まとめて下処理をしておくと焼きそばの具や炒め料理の具として重宝します。ひき肉は茹でて「めんつゆ」や「白だし」で味をつけておくだけで和風そぼろご丼になります。そぼろアレンジ編としてはビビンバ、ドライカレー、そぼろ煮、コロッケ、麻婆豆腐などバリエーションが豊富な食材です。そぼろ肉の冷凍保存も下処理をしておくと、そのまま利用し易く非常に便利です。ビビンバはそぼろをフライパンで炒め焼き肉のたれ味で仕上げます。コチュジャンを添えても美味しい一品です。付け合わせのナムルは塩茹でしてあるストック野菜にゴマ油＋鶏ガラスープの素＋塩。ナムルにはモヤシや小松菜、人参があると彩も満点です。ヘルシーなのに栄養満点な「がんもどき」の作り方をご存知ですか。豆腐と鶏ひき肉に作り置き「ひじき煮」を混ぜて揚げるだけです。水分が多くてまとまらない場合は小麦粉や片栗粉をつなぎにします。このレシピは家計がピンチメニューとしても大活躍です。ひじき煮が無くても豆腐＆鶏ひき肉に塩、つなぎの片栗粉または小麦粉を混ぜて揚げるとチキンナゲットが出来上がります。オヤツにもなるので作り置きしておくと便利です。