１．子供たちに与えていきたい知育について考えたことはありますか。我が子の健やかな成長を望むとき、より適切な環境づくりこそ親である私たちの大きな役割です。バランスのよい食生活。十分な休息や睡眠。個々にあった適度な運動。これらが基本的な生活習慣の基礎となり、次いで教育問題が課題にあがります。諸外国においても知育は注目され、胎内教育や乳幼児教育、就学前教育といった早期教育に関心が集まっています。我が国においても、心理学や教育学、社会学などの知見が一般社会に広まり、子どもの健やかな発達と知育の充実に向けた取組が進められています。文部科学省では、一人一人の親が家庭を見つめ直し、それぞれが自信を持って子育てに取り組んでいくため、日常生活における家庭教育のヒント集「家庭教育手帳」を配布してきました。知育は、その種類や特徴を理解することが大切です。子供の成長発達に合ったものを選択し、実践してこそ本来の効果を発揮します。知育とは、子供の考える力を育むこと。知能の発達を促すことを目的とした教育を示します。物事について、状況を正しく把握し理解して、自分の経験や考え方に関連付けながら適切な判断ができる力。このような力が養える環境を、我々は次世代をになう子供たちに与えていきたいですね。